あなたはタロットにどんなイメージをお持ちでしょうか?
- 恋愛占い(相手の気持ちを聞いたりする)
- 怖い(死神のカードとか、逆位置とか)
- 怪しい(本当に当たってるの?)
こんなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。私自身、もともとそのイメージがあったので共感します!まさか自分が提供する側になるなんて思いもしませんでしたから。
サロン開業した時にはすでにタロットカードリーディングを始めていたのですが、開業の知らせを知った友人にこんなことを言われたことがあります。
「え、なんでタロット?銀座のママならぬ、水戸のママにでもなるの〜?笑」
(皮肉に聞こえた私の捉え方が歪んでいるんでしょうか…笑)
一般的にはあまり良いイメージには思われないことが多いのかな、と思います。それも共感できますし、人それぞれの捉え方や見方があっていいとは思うのですが、そのままで終わるのもなんか悔しい!!!私のサロンを気になっている方が「タロットやってる人なんて怪しい…」、それだけで足を踏みとどまっているのだとしたら非常に残念!
そもそもなぜタロットがそのようなイメージを持たれるようになったのか、私が考えるその理由や背景をお伝えしていきたいと思います!
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目次
1、恋愛占いのイメージがある・怖い・怪しいと思われる理由
単刀直入にお伝えしますと、ビジネス的要素が多いと私は考えています。ビジネスというと聞こえ悪く感じる恐れもありますが、私も自身でビジネスしているわけなので、悪く伝えたいわけではないです。要するに、イメージ戦略ではないかと考えています。
人の悩みは大きく分けると、経済・人間関係(恋愛)・心身の健康である、と聞いたことはありませんか?その中でも人に言いにくい悩みってありますよね。経済面だったら多額の借金があるとか。それが人間関係(特に恋愛)でいうと、不倫があります。
日頃メディアで注目を浴びるニュースはなんでしょうか?「芸能人の不倫報道・スキャンダル」は、いつも大きくピックアップされる印象がありませんか?あれだけ派手に話題にされるのですから、そりゃ人には言いにくいですよね。
そのような人に言いにくい悩みを、第三者で他人である占い師に話すわけです。必然的に、占い業界において恋愛占いの需要は大きいだろうという予想がつきます。実際に、私がタロットリーディングの練習として無料で受け付けていた頃、全く知らない方からのご依頼内容のほとんどが恋愛でした。恋愛占いのイメージがある理由は、シンプルにそれほど需要が多い、と考えられます。
怖いと思われる理由としては、やはりタロットカードの絵柄やキーワードが影響していると考えています。(だって、死神ですよ…そりゃ怖いですよね…)
怪しいと思われる理由としては、
・怖いと思われるカードを使って、
・一般的に当たるか当たらないかわからない中で当たる人がいる
って、どう考えても怪しいですよね…。
当たるか当たらないかって目に見えない領域を扱うようなイメージがあると思います。それを逆手に取り、「なんで当たるの?」と思わせることで占い師自体にブランディング(人からみた価値や印象)が生まれます。その結果、「あの占い師は本物だ」「あの占い師は当たる」と言った評判が勝手に歩くのです。だって、偶然に起きたことって感動するしすごいじゃないですか。そりゃ、人は言いたくなります。
余談ですが、「愚者はまぐれ当たりを自慢し、賢者はミスショットから多くを学ぶ。」こんな言葉を聞いたことはありませんか?スコットランドの諺だそうです。大前提として、愚者と賢者に良い悪いはありません。ただこの場合は、「成功を自慢するのか、失敗から多くを学ぶのか」を問われているように感じます。両者から人間性の違いが生まれるのは想像がつきますよね。
何が言いたいかというと、一般的に偶然の物事は自慢したくなったり話したくなる人が多く、それほど広まりやすいんです。占い師もお仕事ですから、その仕組みを使わない手はないですよね。つまり、「私の占いは当たりますよ!」というブランディングがあった方がビジネスとして成り立ちやすいんです。
こう言ってしまってはなんだか少しモヤモヤしますが、怪しくていいんです。”当たるか当たらないかわからないまま"の業界イメージでいいんです。その中で当たる占い師というブランドが生まれた方がありがたいんです。一般の方に追究されず、偶然を喜んでくれるくらいがちょうどいいんです。。
存在します。というよりも、占い師がどう対応するかの問題です。前述した怖い・怪しいのところを、徹底的に言葉で安心に変えてくれる占い師なら怖くありません。
例えば、「死神のカードが出たらびっくりするかもしれませんが、怖い意味ではないですよ。生の世界と死の世界の境目を表していて、次へのステップを描写しています。死を伝えるためではなく、人生において切り替わるポイントなどを意味しています。むしろ、喜んで受け入れてもいいですね。」と言葉で伝えてくれる方は、不安な気持ちに寄り添って話を聞いてくれる占い師だと考えられます。怪しい部分に関しても同様。自分を特別扱いせず、何者かになろうとせず、謙虚で対等な姿勢を見せてくれる占い師なら怖くありません。
3、私がセッションで大切にしていること
ここまでタロット占い師のことについて書きましたが、私自身が、私のタロットを使ったセッションを「占い」と思っていません。その証拠に、「タロット使い師」という肩書きで活動しています。占いというと、どうしても未来の吉凶を見るような、当たる当たらないの問題が出てきてしまう可能性があるからです。(個人的考えとしては誰がやっても当たって当然なんですけどね。)
当たる当たらない問題から離れたい理由は3つ
- まだわからない未来を当てることを目的としていないから
- 私自身の特別的扱いのブランディングを求めてないから
- ご自身で考え、ご自身で気づくことが大事だから
例えば、お悩みや心のモヤモヤは整理するだけでスッキリすることがあります。何に悩んでいるのか自覚していないことがあるんです。仮にお悩みの内容がはっきりしていてもです。「悩んでいるのはそこじゃなかった!」ということは本当に多いです。だからまず私のセッションで最初に検討するのは、悩みの整理をすることです。
少々話が逸れますが、そうなるともはやタロットは使わなくてもいいかもしれません。それでも私はタロットを使います。その理由は、第三者からメッセージをもらうことで偏見なく受け取ることができ、話が進みやすくなるからです。且つ、私のおかげではなく、「ご自身が自分の内面と向き合った結果」と思っていただきたいという私の願望も含んでいます。
私はセッションを通して、ご相談者様がご自分との信頼関係を育むことができるように努めています。とんでもなく当然のことを言いますが、私のためではなく、ご相談者様の気持ちが軽くなること、これから踏み出す一歩に安心を得られることが大事な目的です。(私のメリットももちろんありますが、ご相談様に良い変化をもたらすことを大事にしていて、だからこそご料金をいただいております。)
そのためには、当たる当たらない問題から一旦離れて、「考えるきっかけをもらう」気持ちでご自分の内面を振り返ってみてほしいのです。そして、それらを言葉にする。さらに深掘りする。要するに、自問自答の手助けをセッションでさせていただいています。
因果応報とも言いますが、今の現状に結びつくには何かしらの原因があります。そこに善悪はなく、何が影響しているのかをただ紐解いていくのです。そしてあなたが本当に大切にしたかったことや本当に望んでいるものを明確にすることで気持ちが軽くなり、この後の人生の進み方に良い影響をもたらすことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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セラピスト&オーナー 佐林 恵里佳