健康に必要不可欠な休養
健康に意識を向けるときに大切なのが、「運動」「栄養」「休養」の3つ。運動はしたほうがいい、栄養も気をつけた方がいい。この2つに関する健康リテラシーは高いものの、休養に関してはいかがでしょうか?
休養は必要不可欠なもの。私たちは眠らずに生きることはできません。精神的な休養としても、心から笑うことや楽しむことは大切なことです。
しかし、日本人特有の考え方として(特に昭和時代の高度経済成長の影響は大きい)、苦労が美徳とされる節があります。私たちは無意識に苦労が美徳とされる価値観を持ちやすい状態にあり、楽をしては稼げない・生きていけないと思ってしまいがちです。
これが、休むことへの罪悪感に繋がってしまうのです。
ここに納得のいく説明がないと腑に落とせない時点で、考えものです。だって、生物的にも休養は必要だからです。私たちにとって必要不可欠な休養に対して罪悪感を持ってしまうことそのものに、今一度疑問の目を持ちましょう。
とはいえ、働き盛りな皆さんはやる気があればあるほど仕事に熱中してしまいがち。
そんな皆さんの考え方が変わる、休養に関わるビジネス談をシェアします。(出典元:THE 21)
神奈川県にある老舗旅館「陣屋」、ご存知の方も多いかと思います。こちらの経営を見事V字回復させたのは、女将の宮﨑知子さん。さまざまな策を試し、無事に経営はV字回復に成功。しかし、従業員全員が疲れ果ててしまっていて、このままでは3年は続いても、10年、20年と続けていくことは不可能であると感じたそうです。そこが「休養」に目を向けるきっかけとなります。
休みを増やしたこと(休館日を設けたこと)で、時間は有限であることに気付かされました。その結果、一人一人が仕事全体を把握して、他の仕事を手伝う空気が生まれたとのこと。このおかげで、他の人に頼みづらかった仕事も、すんなり頼むことができるようになったそうです。
休みを取ることに罪悪感を抱いてしまう人は、休みを取るだけの準備ができていないからではないか、と記載されていました。
休養をとる理由は、パフォーマンスが上がることで売り上げも上がるから、ですよね。そのために休みを取る必要があるから、休みを取れるような工夫や準備をする必要があります。
どれだけ準備をしても休むことは勇気がいる、とも記載されていました。
しかし、大事なのは自分が何を大事にするのかという優先順位。休みは手段であり、その手段を使ってどう実現したいか?を考えてみることから始めてみてほしい。このような宮﨑さんの記録があります。
休養に罪悪感を感じてしまう人は、「なぜ休む必要があるのか」を明確にすること。そのためには、どんな準備が必要なのかを考えてみましょう!
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